所得税の講師 [仕事]
こんにちは。梅雨明けしたと思い込んでいた税理士の千原です。
昨日は、会計ソフト会社がやっている会計事務所の職員さん向けの所得税講座(全2回)の講師をやりました。約20人の受講者を前に、朝10時から、夕方5時までずっとしゃべり通しです(途中でお昼休みが1時間ありますが)。専門学校で1年かけて勉強することを、2日間で終わらせるのですから、(難しい特例関係ははしょっていても)なかなか、ボリュームが多くて。。。時間があっという間に過ぎていって、思ったほど丸一日しゃべるという負担感はありませんでした。さすがに、終了したときはちょっとぐったりしてましたが。。。
ささやかですが、工夫した点。。。ただテキストを読むのだけではつまらないので、受講者の方があとからテキストで復習したときにポイントがよくわかるように、重要な部分はマーカーを引いてもらうように指示をしながら進めました。もっと時間内に問題も解きたかったのですが、たぶん時間的に難しいだろうと思ったので問題の解き方(問題文の読み取り、マーキング、ポイントの強調)を説明して、自分が加工した後の問題文もコピーして配りました。自分だったら、聞きたいなと思う点を重視したつもりです。
受講者の方々も、私のつたない説明を熱心に聞いてくださっていてホントに感謝します。私が職員だったときと大違い(爆)。途中から早口にターボがかかって、さぞ聞き苦しかったことと思います。真面目に講義を受けてくださって、ありがとうございます
今回は、実務で確定申告をしている人がほとんどで、かなり所得税の下地がある人に対して講義だったので、まだ楽なほうだったと思います。これが、まったく所得税を知らない人に対しての講座だったら非常に難しいかな。でも、知識のない人にわかりやすい言葉で説明できるということは、税理士に不可欠な能力だと思います。難しい専門用語をまくしたてて相手を煙に巻くことは、もっともやってはいけないこと。そんな税理士は能力がないか、お客さんをバカにしているかのどちらかです。
9月にもう1回講義が残っていますが、受講して何か得した気分になれるような内容を目指して、がんばります。
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