５，０００円の電子申告控除ねえ

こんにちは。昨日は筋肉痛＆荷物が重くて腰痛の税理士の千原です。

　昨日から確定申告が始まりました。ニュースでも取り上げていましたが女優の池脇千鶴さんが自分の確定申告をしていましたね。ｅ－ｔａｘ（電子申告）を懸命にアピールしていました（うしろにｅ－ｔａｘの着ぐるみもいました）。

　電子申告は、業界的にはだいぶ広まってきましたが一般の方がチャレンジするには、まだなかなかハードルが高いようです。19年度、20年度の申告については、自分で電子申告をした人については、５，０００円の控除が受けられます。しかし、電子申告をするには電子署名をするためにカードリードライタを購入しなければならず、これが５，０００円くらいはするという話です。５，０００円の控除を受けるために５，０００円の機械を買わないといけないなら、みなさんあえて電子申告をしないでしょう～。

　５，０００円などとけち臭いことをいわず、そんなに広めたいなら１０，０００円とか、５０，０００円の控除にすればいいと思うのです。しかも19年か20年のどちらか１回ではなくて、何年か継続して控除を受けられるようにするとかね。国税ががんばってアピールしている割には、納税者にメリットがないので難しいのですよね。業界的には、電子申告は標準になりつつあります。あえて電子申告は使わないという選択をしている税理士もいると思いますが。。。私は電子政府化には賛成なので、電子申告は積極的にするつもりです。

　そういえば、昨日スタッフＮさんに武蔵野税務署にお使いにいってもらったのですが、ものすごい混雑だったそうです。この時期はほとんどの税務署は駐車場スペースをつぶして確定申告用のプレハブを建てているので車で行っても駐車できません。それを知らないで車で来ていた人たちも大混乱だし、自転車で来ていた人も大混乱だったみたいです。殺気だっていたみたいですね。

　早めに申告したほうがよいとは思いますが、税務署に行くなら来週あたりがいいかもしれません。。。

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