不登校の子に新しい学校 [日記・雑感]
葛飾区に不登校の児童のための、新しい学校ができたそうです。NPO法人が作った学校が認可されたとのこと。
昨日入学式が行われたそうで、その様子とインタビューをテレビで流していました。
いろいろ工夫がされているようで、机は普通の学校のように列で並んでいるのではなく、大きい円卓でみんなで考えながら勉強できるようになっていたりするみたいです。列になって、前を向いて勉強するのは、圧迫感があってツライらしいです。
素朴な疑問。。。ニュースで、「不登校の子のために新しい学校ができました」と聞いたときに、「不登校の子は、新しい学校にも行かなくて、新しい学校は生徒が誰もこないんじゃないの?」と一瞬思ってしまいました。
インタビューをよく聞いていると、みんなそれぞれの事情があって、普通の学校には通えないんですね。
不登校の問題もよくわからないし、自分も不登校ではないので彼らの気持ちはよくわかりません。自分は、むしろ家に帰るのがいやで「帰宅拒否症」だったかも。家に帰ると、大人しかいないし、いろいろ口うるさく言われたりでうっとうしかったし、学校で遊んでいるほうが楽しかった。学校でもいやなことととかあったし、友人関係でも悩んだけど概ね楽しかったし、一人になりたいときは図書館とかに入り浸ってましたね。
インタビューで、「友達に合わせなくちゃいけなくて、辛かった」と言う子がいました。多分その子の友達きっと辛いと思いながら、他の子たちに合わせているんでしょうね。最近、作家の森博嗣のエッセイを読んでいて、「友達って必要ですか?」という問いかけがあって、ちょっと目から鱗でした。大人な意見ですね。
「友達ができない」と悩んでいるより、「無理に合わせないといけない友達ならいらない」。大人になるまで、そんなことを思いつきもしませんでした。きっと学校で、「友達って素晴らしいもの!」 とか、「友達どうし助け合って」とか言われ続けたからかな。人に迷惑をかけずまっとうに生きていたら、合わせなくても付き合える本当の友達が一人くらいはできるんじゃないですかね。数より質で。
新しい学校では、そんなことを学べるといいですね。。。
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